建築が病院を健院に変える

健康デザイン研究会/編

彰国社
195頁 定価2,000円+税

 世界の病院建築は激しく変化している。日本の病院建築も大きな変革を迫られるだろう。病気のための建築から健康のための建築に、つまり「病院」から「健院」に建築が変える問題意識を持ちたい。

目次

第1章 全世界的視野からみた日本の病院像
   
長澤 泰/著

1.日本人の海外渡航、毎年1200万人

2.日本の病院建築の特殊性

3.先進国から何を学ぶべきか。発展途上国から学ぶことも多い。

4.地球的視野

第2章 医療福祉施設デザインで
    アメリカは何を提案しているか?

    WALTER MURAOKA/著

1.20世紀アメリカの病院建築

2.私の職歴

3.技術進歩と医療需要の変化

4.女性と子どもの重視

5.ヘルスケア設計のアジアでの展開

第3章 日本の病院建築と経営
    柳澤 忠/著

1.欧米病院の俯瞰

2.日本の病院環境の特徴

3.日本の病院経営の特徴

4.施設活性化と建築平面

5.変化する病院ではファシリティマネジメント(FM)が重要

第4章 ベッドまわりの居住環境
    今井 正次/著

1.生活感のある環境とは

2.ベッドまわりの生活・行為の多様さ

3.ベッドまわりの工夫

4.離室率から病棟を評価する

5.病室の生活空間

6.入院・施設生活に馴れる過程

第5章 アメリカにおける
    医療福祉デザインの展望
     
    GERGE J.MANN
/著

1.健康デザインの目標

2.ゆりかごから墓場までのデザイン

3.医療進歩とデザイン

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